タイトル | : Re^6: 今更ですが |
投稿日 | : 2007/12/12(Wed) 08:56 |
投稿者 | : 赤木智弘 |
> であれば、その収入が多数ある富裕層にそれを言うべきではないのですか?
富裕層は数がすくなく、一人頭としては多くのお金を持っていますが、全体としてはお金が少ないわけです。
富裕層に年間100万円を出させるよりは、安定労働層から年間20万円を出させた方が、資金は多くなります。
また、私は富裕層に対しても、負担しろと言っています。
ただ、一方的に富裕層に対して負担を要求しながら、自らは後ろ手に金を隠し持つような安定労働層を許容できないのです。
> では貧困の人はいつまでたっても貧困のままですね。中間層になれば、貧困層を救い上げる努力をしようと引き摺り下ろされる対象になるのですから。
もちろん、その通りです。
私が最重要視しているのは「平等」ですから、就職氷河期という機会不平等の結果が、しっかりサルベージされるまで、一部の人間の浮上は許されることではありません。
> でも、赤木さんも(あなたの主張に従えば、世帯で500万の収入はある)中間層なのではないのですか?
500万とか、夢のまた夢ですよ。
本の印税だけをかんがえたって、いま印刷されている5000部が全部売れて、印税が10%だと考えたとして、たったの73万5千円です。
これにバイト代年120万、執筆関連のお金が、今の状況だと月17万ぐらいだと考えましょうか。するとこれでぎりぎり年収300万を超える程度です。
しかも、これが来年以降もつづく保証はまったくありません。