タイトル | : Re^4: 今更ですが |
投稿日 | : 2007/12/06(Thu) 08:39 |
投稿者 | : 赤木智弘 |
> 派遣同士で結婚してなんとか世帯で中間層並の年収の人も居るし
> フリーターから努力して行政書士の資格を取り、なんとか事務所に入った人も居ます。
> (この努力が大変だったのはいうまでもありません)
> ※だから努力しろ、というのではないです。この努力は不当ですし、
> そんなに努力してやっと事務所に滑り込む程度しかならないのは
> 納得できる状況では到底ありません。
>
> そういう人たちをひっくるめて「既存の中間層よりは責任を果たしている(から、彼らが落ちるべきだ)」
> というのは納得いきません。
>
> 偽装請負で働いていた大野さんも、彼の主張が認められて
> 正社員になれば、あなたにとって落とすべき対象となるのでしょう?
当たり前ですよ。
自分も含めて、正社員になれば、それは当然「搾取側」に回るということです。
そして搾取にあぐらをかくならば、当然それは引きずり落とす対象になるということです。
で、引きずり下ろされたくなければ、ちゃんと貧困層に対して扶助を行えばいいのです。
正社員になるために努力したか否かは、この際関係ありません。努力したって正社員になれない人だっているのですから。
正社員に10の収入があるとして、貧困層がいるならば、最初から2を明け渡すべきです。
10を独り占めしようとするならば、当然5を貧困層に奪い取られても文句は言えないはずです。独り占めと奪うことは、同じことです。
>そんな主張をしていたら、あなたは味方となるはずの貧困層まで敵に回すことになります。
そんなことはありません。
むしろあなたのような「ミイラ取りがミイラになることを許すべきだ」という主張の方が、矛盾に満ちています。貧困出身の人が正社員になったら、免責されるなんていう考え方の方が、「貧困問題を踏み台にしている」だけではないですか?
自分さえ裕福になったら、それでいいのですか?