タイトル | : Re^3: 靖国+安楽死収容所 |
投稿日 | : 2008/05/24(Sat) 19:37 |
投稿者 | : 赤木智弘 |
> > 私は「労働者がより平等に評価されるように、富裕層には労働者をもっと粗末に扱って欲しい」と考えています。(下方に平等な社会)
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> 赤木さんの考える富裕層とは誰のことですか。
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> ぼくの考える「富裕層」とは一般的な会社経営者(製造業などの)ではなく、様々な投資を行い、短期的に利ざやを稼ぐ人々(外資系ファンドなど)です。
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> 彼らは労働者はおろか経営者も食い物にします。つまり、彼らの前では会社経営者でさえ、彼らの利益とならなければ、使い捨てなのです。
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> そのうち、日本の国富のほとんどが外資系ファンドの手に落ちることでしょう(すでに落ちている印象ですが)。
> いうまでもなく、彼らの狙いは日本の優良な会社です。なぜならば会社組織に日本の国富のほとんどが貯蓄されているからです。
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> それらを売却させて株価を上昇させ、短期的に株を売りぬき
> 利ざやを稼ぐ、それによって徐々に会社の経営体力を奪っていく。
> 結局、日本の労働者だけではなく、会社組織自体も「商品化」され、売りさばかれる、そんな時代が到来するように思います。
全くその通りだと思いますよ。というか、もう現実にそういう社会でしょ。
よく格差問題を言う人は、株主と役員報酬ばっかり増えて、社員の給料が増えていないと言いますが、会社の取締役の報酬が高いのは、買収による解任リスクに備えてのものだと考える事もできます。
確かに、少なくとも経済原則が強く適用される昨今では、役員の解任リスクは高いものでしょう。で、役員が解任されれば、つまり商品化されれば、階層化が崩壊するわけですから、私たちは「より平等」になるのです。
しかし、現実は取締役が落ちぶれたところで、普通の正社員レベルにしかなりません。それは正社員と非正規社員の間に存在する強固な差別意識があるからです。
だからこそ、私は正社員と非正規社員間の格差を是正し、たとえ取締役のような富裕層であっても、能力がなければいつでも非正規レベルに墜落するような社会にする必要があると考えています。