タイトル | : Re^8: 佐野市在住同世代リーマンなんだが |
投稿日 | : 2008/05/09(Fri) 01:53 |
投稿者 | : 赤木智弘 |
> > 間違ってはいませんが、利益出すのが最優先なのは当たり前でしょう。慈善事業じゃないんですから。
> > 優先順位間違えて会社が倒れれば従業員で家族抱えてる方も路頭に迷うし、そういう意味で従業員を守る最低義務があると思いますが。
>
> そのとおりでね。慈善事業なわけではありませんものね。
> これは納得です。
この部分だけ2つほど。
1つ。
いくら会社が利益をだすのが最優先だからといって、非人道的な行為をおこなっていいということはありませんし、国の発展を妨げるこういをしてはいけません。
就職氷河期世代にスキル教育を与えず人的資源を無駄に廃棄し、安い賃金で中国人などを雇い技術を流出させるなどして、日本の国益を損なうことは、愛国心の観点から否定されるべきです。
それこそ企業は米百俵の精神で、目前の利益ではなく持続可能な中長期的な利益を考えなければなりません。
「百俵の米も、食えばたちまちなくなるが、教育にあてれば明日の一万、百万俵となる」
もう1つ。会社に「社員の生活を守るという権利」を与えるべきではありません。
ライブドアニュースの記事にも書いたけれども(http://news.livedoor.com/article/detail/3620223/)、社員が会社があることによってしか生活が成り立たない状況では、このような会社と正社員の癒着が発生し、結局は正社員自身の利益をも奪うことになります。正社員は自分の給料が安くなり、社会不安に陥れば陥るほど、今の会社に従わざるを得なくなるのですから。
結局、会社に社員の生活を守らせることは、会社が正社員を人質に「うちをつぶせばどうなるかわかっているんだろうな!?」と恫喝する権利を与えることになるのです。
こうした状況を解消し、ダメな企業にはどんどん退場していただいて、自由競争をさせるためにも、国はしっかりとしたセーフティーネットを引き、会社がつぶれたぐらいで個人の生活が揺らがないようにしなければならないのです。