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タイトル赤木さんと同世代さま & 正社院さま
記事No938
投稿日: 2007/12/20(Thu) 18:46
投稿者赤木智弘
日記の方を読んでいただけないようなので、こちらに書きますが、
12月14日の日記の分で、私が就職活動をしたかしないかということに対する姿勢は、すでに論じております。

また、補足しますと、フリーターが正社員となる活動をしなかったり、できなかったりすることも、すべてはフリーターを貶めてきた社会の責任ですから、社会の側からフリーターに対して、「もうあなたたちを貶めたりしないから、就職してください」と三顧の礼をもって、迎え入れるべきだと考えております。
私は問題を「フリーターが就職活動をするかしないか」ではなく、「これまで社会から排斥されてきた弱者が、社会に受け入れられるか否か」という大きな視座で見ています。

あと、収入についても、私は現状では多くの弱者よりは恵まれていますが、それは決して継続的ではなく、将来への保証はありません。
私がちょっとばかりお金をもうけているとバッシングするなら、それこそ普通に生活できる正社員を叩くべきですね。どうしてあなた方は正社員を私を批判するぐらい声高にバッシングしないんですか?

タイトルRe: 赤木さんと同世代さま & 正社院さま
記事No948
投稿日: 2007/12/21(Fri) 00:37
投稿者赤木さんと同世代
> 日記の方を読んでいただけないようなので、こちらに書きますが、
> 12月14日の日記の分で、私が就職活動をしたかしないかということに対する姿勢は、すでに論じております。
>

読みました。でも何社応募したとか面接受けたとか具体的なことは何も書かれてなかったですし、赤木さん自身フリーターやってる間正社員の仕事に何社応募し、何社面接受けられたことなども書かれてませんでしたね。自分が知りたいのはそこです。

> また、補足しますと、フリーターが正社員となる活動をしなかったり、できなかったりすることも、すべてはフリーターを貶めてきた社会の責任ですから、社会の側からフリーターに対して、「もうあなたたちを貶めたりしないから、就職してください」と三顧の礼をもって、迎え入れるべきだと考えております。

フリーターを貶めてきた社会の責任っていうのはわからないでもないですが、赤木さん自身が就活の苦労や努力もしてないで、我々の世代や貧困層や社会的立場の弱い人の代弁者として雑誌やテレビなどメディアなどあちこちに出てお金を稼いでる姿を見ると就職氷河期からずっと就職活動や転職活動に苦労し、何十社何百社にも応募し、面接受けても正社員になれない人や、未だに前後の世代より冷遇されている同世代などからみても違和感を感じるのでは?

> 私は問題を「フリーターが就職活動をするかしないか」ではなく、「これまで社会から排斥されてきた弱者が、社会に受け入れられるか否か」という大きな視座で見ています。

まず企業に応募なり面接受けるなり就職活動しないと就職できないし、正社員にもなれないのでは?
>
> あと、収入についても、私は現状では多くの弱者よりは恵まれていますが、それは決して継続的ではなく、将来への保証はありません。

これは赤木さんに限らず今の正社員も将来への保証はないと思います。
自分の意思とは関係なく退職せざるを得なくなったり(会社都合によるリストラ等)すると元の場所に戻るのが非常に難しいのがこの国の社会構造の欠陥だと個人的に思ってますし。
そういう社会構造の欠陥の是正についてももっと力をいれて見ていくべきではないんでしょうか?


> 私がちょっとばかりお金をもうけているとバッシングするなら、それこそ普通に生活できる正社員を叩くべきですね。どうしてあなた方は正社員を私を批判するぐらい声高にバッシングしないんですか?

それは赤木さんには我々の世代や貧困層を救うとか社会的な立場を押し上げる雰囲気が感じられず、赤木さんの行動や言論は真の貧困層の立場を押し上げるんじゃなく、就職氷河期世代や真の貧困層を利用して赤木さん自身だけが自分の今の立場から上へ行こうとしてるだけの雰囲気すら今のところ感じられるからです。

タイトルRe^2: 赤木さんと同世代さま & 正社院さま
記事No949
投稿日: 2007/12/21(Fri) 03:01
投稿者加護天使
赤木さんが就職活動したしないなど、
貧困層が救済されるのに無関係だからやめましょう。
でも、日記の回答での
多数の生活がなりたたない絶対的貧困は無いとの考えは、
長期的には正しいが短期的には間違っています。
あたかも、市場均衡が常に成立すると言うことと同じです。

”赤木さんと同世代”さん
> それは赤木さんには我々の世代や貧困層を救うとか社会的な立場を押し上げる雰囲気が感じられず、赤木さんの行動や言論は真の貧困層の立場を押し上げるんじゃなく、就職氷河期世代や真の貧困層を利用して赤木さん自身だけが自分の今の立場から上へ行こうとしてるだけの雰囲気すら今のところ感じられるからです。

それについては、主観的批評なので論じてもしかたないでしょう。
私も同様のことを「続「『丸山眞男』を ひっぱたきたい」」の感想として掲示板に書き込みましたが。

タイトルRe^3: 赤木さんと同世代さま & 正社院さま
記事No955
投稿日: 2007/12/22(Sat) 19:04
投稿者赤木さんと同世代
> 赤木さんが就職活動したしないなど、
> 貧困層が救済されるのに無関係

それは当たり前のことだと思います。

赤木さんの立場がほぼ現状維持で
未だに社会から冷遇されている我々の世代や真の貧困層など社会的立場の弱い人の社会的地位や立場が全体的に押し上げられるのは賛成です。
しかし赤木さんがメディアに取り上げられたり、本が売れて儲かると結局は赤木さん自身の社会的地位だけが押し上げられ、我々の世代や真の貧困層など社会的立場の弱い人間の地位や立場はそのまま放置ということもありえなくないと思います。
仮に赤木さんの本が馬鹿売れしたらその収入の何パーセントかを赤木寄金として設立して社会的に立場の弱い人たちに分けてくれるのでしょうか?

あと就職活動や転職活動で苦労もしてない赤木さんが、何十、何百社といった企業に応募し、面接を受けてもなかにはいまだに正社員として雇われてない人も多い我々の世代や真の貧困層の代弁者としてふるまい、本を出させてもらったり、テレビに出させてもらったりしてお金を儲ける姿は、就職活動や転職活動を苦労した人や苦労してもいまだに正社員として雇われない人たちや真の貧困層の立場の人たちから見たら違和感と覚える人も少なくないと思います。

タイトルRe: 赤木さんと同世代さま & 正社院さま
記事No954
投稿日: 2007/12/22(Sat) 07:56
投稿者正社院
> 日記の方を読んでいただけないようなので、こちらに書きますが、
> 12月14日の日記の分で、私が就職活動をしたかしないかということに対する姿勢は、すでに論じております。
>

赤木さん、お返事をありがとうございます。でも、姿勢はどうでもいいんですよ。「実際した人たちがいるなかで、したのか/しなかったのか/する気があるのか」という結果のみが、私の判断基準ですので。まあ、私がどう判断しようが赤木さんの関心の対象外でしょうけど。

ということで、私の考え方は以下の通りです。もし、赤木さんに「実際にがんばって活動して正社員として就職した」という同世代の友人が一人もいないのなら、赤木さんが現在のような(12/20の日記のような)主張をすることに異議はありません。ただし、そうした友人が一人でもいるなら、正社員になったという一点をもって友人をも敵視する赤木さんの主張には賛同できません。

それはそれとして、赤木さんは「社会(大きな視座)」と「個人的な願望」、「安定」と「流動」をそのときどきで都合よく使い分けているのように見えます。これじゃあ、まともな議論はできないのでは?

長々とすみません、これで最後です。赤木さんが望むような「平等」が実現するとしたら、おそらくこれからの日本では社会を流動化させることになるでしょう(みなが正社員になるのではなく、みなが正社員でなくなる)。そうした流動化した社会で生き抜くには自分でメシのタネを見つけなくてはならないわけで、その意味で、以前も書きましたが、「(赤木さんがそう思ってるかどうかは知りませんが)氷河期代表の発言者」としてのポジションを自らの才覚で獲得した現在の赤木さんのマーケティング力、自己プロデュース力はたいしたものだ、と思っていることは繰り返しておきます。

タイトルRe^2: 赤木さんと同世代さま & 正社院さま
記事No958
投稿日: 2007/12/23(Sun) 23:48
投稿者九面相あらため十一面相
> 長々とすみません、これで最後です。赤木さんが望むような「平等」が実現するとしたら、おそらくこれからの日本では社会を流動化させることになるでしょう(みなが正社員になるのではなく、みなが正社員でなくなる)。そうした流動化した社会で生き抜くには自分でメシのタネを見つけなくてはならないわけで、その意味で、以前も書きましたが、「(赤木さんがそう思ってるかどうかは知りませんが)氷河期代表の発言者」としてのポジションを自らの才覚で獲得した現在の赤木さんのマーケティング力、自己プロデュース力はたいしたものだ、と思っていることは繰り返しておきます。

最終的に私も同じ考えに至りました。
論ずるに値しない、即ち「話にならない」と言う事ですよ。
氷河期男さんがリンクをはったページのように現実は死活問題に
値する人々が大勢います。(共闘は先方のの意思しだいですが)

我々は現実を見据えて政治的、社会的に個人の出来る範囲で改善に
勤めればいい。
只、興味を持つだけでも十分に価値の有る事だと思います。

彼の空想的な主張に付き合っても無意味ですよ。

メディアは就職難に目を向けています。
そこに「希望は戦争」と言う言葉がセンセーショナルだっただけで
彼の自論は関係ない、所謂キャッチコピーとして取上げられている
だけですよ。(共闘は先方の意思しだいですが)

彼がこういった世界に居る以上、彼の価値を決めるのは最終的には
世間です、放っておきましょうよ。