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ちくりです。これって赤木氏のことでしょ? |
赤木さんにちょっと考えて欲しいところなんですが、フリーターやニートといわれる人たちが「もっと苦労できるはずだ」と、「正社員」の人たちから説教されると、結構キツイというか二の句が次げないものがあるんですよ。赤木さんはともかくとして、就職活動もまともにしたことがなく、バイトもやったりやらなかったりというう人、別に珍しくないと思いますよ。「たいした苦労はしてこなかったからしょうがない」と、自分で思っている人だって多いですよ。 |
横レスになりますが… |
横レスへの横レス。 |
そんなに難しい話ではありません。 |
> そんなに難しい話ではありません。 |
> 少なくとも就職氷河期世代のフリーターは、バブル崩壊のあおりを受けて、オンザジョブで給料を貰いながら技能を育てる(努力する)機会を失ったのです。 |
>赤木さんの議論だとフルタイムで働く「ワーキングプア」は救われますが、「ニート」や「ひきこもり」とか、あるいは最近話題の「フリーター博士」とかは、全く救われないというか、蔑視や差別を助長してしまう危険性がある感じがします。 |
いや、全く異論なしです。・・・だがやはり、私のいいたいこととはややズレています。 |
> だから「別に苦労していませんが、何か?」と、開き直りじゃなく言えるようになればいいと考えているのですが・・・。なんか上手くいえないのですが、そんなところですね。 |
私は、ニートやヒキコモリを「直接的に」救うべきだとは思いません。 |
> 私は、ニートやヒキコモリを「直接的に」救うべきだとは思いません。 |
> 「自分の意思」かどうかなんていうのは、あまり問題じゃないと思います。重要なのは彼らが「苦しんでいる」「蔑視されている」ということです。親が死ねば路頭に迷う点も、独身フリーターと同じというか、さらに悲惨な結果が待っていることは確実です。それはですね、「確実にきれいな水が継続的に飲める水飲み場」があっても、解決しないと思うんですよ。実際政治家や官僚や財界の人たちは、「まだきれいな水が欲しいのか。いい加減にしろよ」と思っているわけでしょう?しかし学校にさえ登校できなかった人が、職業安定所に行けるわけないんですよ。 |
> まず、わたしが明確に「「確実にきれいな水が継続的に飲める水飲み場」が準備されているならば」という条件設定をしていることを忘れないでいただきたいのです。 |
>水を飲もうとしたら、それが酷い汚水であった。そういう経験をした人はいざきれいな水を出されても飲もうとしないのではないかと心配しているのです。 |
ぶっちゃけ、なんでニューケインジアン参さんは、「構造問題を解決すること」=「水のみ場をきれいにすること」に難色を示すのでしょうか? |
> ぶっちゃけ、なんでニューケインジアン参さんは、「構造問題を解決すること」=「水のみ場をきれいにすること」に難色を示すのでしょうか? |
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>本田由紀が分類するところの数少ない「非希望型」(前にここを「非求職型」と書いてしまいましたが、これは間違いでした) |
そこで以前の議論にあった「社会的認知」の問題は解決できるでしょうか? |
> そこで以前の議論にあった「社会的認知」の問題は解決できるでしょうか? |
> 富裕層は「貧困層=不活発層」とみなすでしょうね。 |
> そこで、「人並みの社会生活」が現在の貧困層の社会生活より低水準でない保障はあるでしょうか?(未来のことなので予測は難しいですが) |
私は、社会のシステムとして、 |
> でも、富裕層を落としても、その分は中間層が持っていくだけでしょ。 |
> 現状では中間層が持っていくだけであるとして、ならば、それを貧困層に回るような方策を提示するとかの方向に行かないのはどうしてなのでしょう? |
> 中間層がマジョリティーである限り、民主主義下では貧困層に金が回るような方策は、中間層の傲慢さ故に成立しません。 |
> 果たしてそうですかね。例えば小泉政権時に富裕層優遇税制政策が |
> 多数派には向けてはいないけれども、強者に向けたものですね。 |
> だからこそ、フリーターが実際に水を飲んで「大丈夫だ」という経験則を繰り返すことでしか、そうした不審を取り除くことはできないのです。 |
> > だからこそ、フリーターが実際に水を飲んで「大丈夫だ」という経験則を繰り返すことでしか、そうした不審を取り除くことはできないのです。 |
> 今一度確認しますが、赤木さんの主張は「貧困層が救われないなら中間層を落とせ!!」ですよね? |
> > 今一度確認しますが、赤木さんの主張は「貧困層が救われないなら中間層を落とせ!!」ですよね? |
> 当然です。 |
> そうすると、以前の議論であった、赤木さんが中間層になったら「貧困層に手を差し伸べる」と仰っていた行為自体傲慢であるということになりますが |
> そのとおりですよ。傲慢なのは当たり前じゃないですか。 |
> であれば、赤木さんが連載を安定的に持ったりして中間層になったときに、貧困層から「中間層であるお前が落ちろ」といわれる可能性があるわけですよね。 |
> 別にそういわれたって「そりゃそのとおりだ」としか思いませんよ。 |
> では赤木さんはそういうことを言われても中間層から落ちたりするつもりは無いということですね。 |
> 落ちるもなにも、中間層じゃないですから。 |
> > 落ちるもなにも、中間層じゃないですから。 |
いやいや、私は「ワーキングプア」から「ひきこもり」まで、別に「心の問題」なんかじゃないと考えているんでよ。斎藤環さんも言っているように、「ひきこもり」はむしろ自分について悩まなすぎる人が多いんです。 |
宮台真司さんが赤木さんの著書に言及されてますね。 |
>最初に戻りますが、「正社員なんかよりも忙しく働き、就活も死ぬほどやっているのに、まともな生活もできず就職できない」という人だけを念頭に置いて議論すると、「バックラッシュ」が来そうな感じがして怖いんですよね。 |
> 私は、ニートやヒキコモリを「直接的に」救うべきだとは思いません。 |