タイトル | : Re: とりあえず、これを |
記事No | : 1106 |
投稿日 | : 2008/04/18(Fri) 20:54 |
投稿者 | : 歴山法 |
> >生まれた時が悪いのか、それとも俺が悪いのか
戦争に対して胸を張れない「平和」ほど惨めなものはないでしょう。貧しい者同士がお互い醜いエゴを剥き出しにしていがみ合う。庶民の現実などそんなもの。シェークスピアの「コリオレーナス」が見事に描き出しているように、庶民など付和雷同的で、無責任で愚劣極まりないものです(こんなことを書いている私も庶民の一人ですが…)。だから先の大戦では、狡猾な権力者の「戦争音頭」にのったのでしょう。「民の声は天の声」などというのは大嘘です。偽りの平和は戦争という「鬼胎」を孕んでいるのです。戦争は醜い。しかしエゴと欺瞞に満ちた「平和」はもっと醜い。真に戦争を否定したいと思う者たちは、今のような「平和」に対して戦わなければなりません。腐った「平和」に呑まれた者たちが、「戦争支持者」となっていくのです。
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